夏期講習

夏休み中自宅に子供がいると
商売の邪魔になったからか、

小学校の中学年から大学入学まで毎年
夏休みの始まりから最後まで
みっちり塾の夏期講習に
通わせてもらってた。

パイプ椅子に座った子供が詰め込まれた
殺風景な部屋の中で
ききすぎる冷房にひんやりする指で
鉛筆を握りしめて
朝から夕方まで、講義漬け。
そんな日々が今の私を作った。

年齢が低い頃からの毎夏の
習慣なので、「いやだ」とか「つらい」
とか、感じたことがなかった。

大人になってからも
私の「夏の習慣」は続く。

図書館司書の通信教育課程は、
スクーリングが夏に集中した。

ケアマネの試験は秋にあるので、
試験対策講座は夏にあり
LECで医学知識科目中心に
講座を受けた。

ワインエキスパートは
食品会社の社員さんとか、
飲食店勤務の人にまざって
対策講座だけを3日間連続で受けた。
一通り学んだ上で獲得したのは
「美味しいワインにめぐり合うには、
懇意なソムリエさんを作ることが
最短にして最善の近道」という
真理だった。

今も
日が明るくて長いと「勉強しなきゃ」
と思う。
朝早くから暑い日差しの中、会場まで
歩いて、
開始時間よりだいぶ早く講座室
に入り、筆記用具を目の前に置く。

長年の習慣は、心を穏やかにする。

頭脳労働には高い気温も湿気も
向いていないのになと思う。

いじょう


# by tanakahii | 2017-06-24 09:17

インターネットは空っぽの洞窟

「(公立図書館の)リファレンス業務は
今後抜本的に方向性が変わります。」
「今みたいに、カウンターに来て、
尋ねられる内容が、全然違うものに
なりますよ」
「カウンターの端末がインターネットに
つながる日がきます」
と私がヨチヨチ歩きの年齢の頃から
ずっと
同じ場所で働き続けている先輩司書に
言ったら、
彼女たちと意見が分かれた。

曰く
「インターネット(そのころはパソコン
だった)は、限られた人しかもたない
贅沢品よ。」
「本を読むひとは、本を読むわよ。」

そして、
たしか、1999年問題よりも二年も
前に邦訳されたベストセラー
「インターネットは空っぽの洞窟」
の現物を読みなさいと差し出され
「大騒ぎしてるけど、価値観が
根本的に変わることはないのよ、
この本にそう書いてあるわ」

と言われたんでした。

正職員で勤め上げ、
退職して過ごしている彼女たちは
当時は司書資格もなく、
ブッカーを真っ直ぐ
どうしても貼れない事務職員が
1997年に発言したことを
覚えているだろうか。

司書職が、ほぼ正規雇用でなくなってる
公立図書館の現状を
どう感じているのだろうか。

いじょう





# by tanakahii | 2017-06-20 18:23

小論文の書き方

秋に受験する国家資格試験科目には、
筆記の他に小論文と面接がある。

週末に受講した資格養成講座では、
試験対策として「小論文の書き方」の
コマがあった。
大学受験→就職試験→昇格試験×2と、
人生で何度も小論文対策をしてきたけど、
改めて時間をとっておさらいすることが
できて、うれしかった。

もともと、文章を作る機会の多い
キャリアの積み方をしてきた。
年度内に「文章が書ける人がほしい」
と無理やり過酷な状況に異動させられて
酷い目にあったのも、今となれば
いい思い出だ。

ここ6・7年間は、
後輩の、昇格論文やアカデミー提出用の
論文を下読みさせてもらう機会が
増えてきている。
そのたびに、私なんかに頼んで大丈夫
かしらんと思ってたので、今回の講座
は、自分の中の「論文の評価基準」
を見直すいい機会にもなった。

講義を受けた結果、
だいたい私が今持ってるものさしで、
必要な基準は満たしているらしいことが
わかった。ただし、
「重ね言葉」には、要注意だと思った。
わたしの文章、伝えたい熱が高くなり
過ぎて、くどい時がある。
気をつけよう。

先日、年度末締め切りの自宅論文を
読ませてもらった後輩が、昇格試験
に合格したという報せを受け取って
大変うれしかった。

締め切りギリギリで依頼されて、
論旨を立て直すことに精一杯で、
文言の用法・体裁を整えられなかった
のが、とても気がかりだったけど
クリアできて、本当に良かった。

昨日受けた小論文対策講座では、
講師が
よく受験の試験問題に引用される
朝日新聞の「天声人語」を

国語の試験科目で「文中の『それ』は、
何を示すでしょう説明しなさい」
と出題されるというのは、
『悪文』である証拠だ。

とディスってて、嗤った。
(講師が日経新聞の元記者である
こととか、そのレジュメ箇所が
彼の著作ではない書籍の引用であること
とかツッコミどころが多くて面白かった)

ブログでは、
ぼやっと散漫な文章書いてるけど
論文を書くときは、
カチリとポイントが切り替わる音が
頭の中で聞こえる。

理科科目も社会科目も、
論述の試験問題があった、
高校教育の成果かなと思う。

あと、私自身はそういう立ち位置に
なかったけど、
行事ごとに趣旨と目的を
文章化する学校文化にも、
素因はあるなと思う。

いじょう





# by tanakahii | 2017-06-19 15:06

悲しくてやりきれない

歌詞 サトウハチロー
発売禁止になった「イムジン河」
の代わりの曲をと2枚目に
発売されたシングル。
昨年映画「この世界の片隅に」の
挿入歌に採用されました。

子供の頃は泣いたり怒ったり
喜んだり、
感情の振れ幅が大きく、原色の
油絵の具をぶつけて、跳ねちらかす
感じでしたが

最近は
よろこびも、かなしみも、
水彩画のぼかしのように
淡くにじんで、心に広がるような
感じ方になりました。

淡く冷たい鈍色の
かなしみを感じるときに
頭の中に
聴こえてくるのがこの曲です。

胸にしみる 空のかがやき
今日も遠く眺め 涙を流す

悲しくて悲しくて
とてもやりきれない
このやるせないもやもやを
誰かに告げようか

白い雲は流れ流れて
今日も夢はもつれ
わびしく揺れる

悲しくて悲しくて
とてもやりきれない
このかぎりないむなしさの
救いはないだろうか

深い森の緑に抱かれ
今日も風の歌に
しみじみ嘆く

むなしくてかなしくて
とてもやりきれない
この燃えたぎるくやしさは
あしたにつづくのか

いじょ


# by tanakahii | 2017-06-19 07:33

お仕事スコアブック

6月某日
近隣自治体の同じ事務分掌をもつ
所属長2人と市民団体の総会に
同席。「急に思いついて」情報交換。
3人とも「4月から着任」のよしみ
で仲良くなり、
かなり有力な情報のかけらを
つかむ。
来年度予算の筋道がついた。
二死ノーランの場面でクリーンヒット
三塁まで進む。

6月某日
我ながらファインプレーと思ってた
送球がエラーと審判されそうに。
有能な上司に救われる。
プレイ続行。

ひとつひとつ、悩みながら
考えて動く。

3月の半ばより「空気が読める」
ようになってる。過信は禁物だけど。

いじょう







# by tanakahii | 2017-06-14 19:12 | 仕事